2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

遺跡

IS(イスラム国)が歴史的に価値がある遺跡を破壊していることが報道されています。背景にイスラム教が偶像崇拝を禁じていることがあるそうですが、ISがたんなる領土の拡大ではなく、コーランの記述の実践として世界をイスラム教で染めようという意図を持っ…

UWF

プロレスラーの垣原賢人が病気療養中で、その応援のための大会が行われたとのこと。UWF。この三文字に魅せられたのは、プロレスラーもファンも同じ。この感動の共有は、他のプロレス団体ではあり得ません。「プロレスラーは強いんです」by桜庭和志病魔との、…

興奮

どんな本を読むより、どんな映画を観るより、キミと遊ぶのは最高のエンターテインメントだ!

分をわきまえろ

数日前、「Mr.childrenの桜井和寿が政治的な発言をしない理由」を取り上げた記事を読み、その胡散臭さに顔をしかめました。桜井和寿がどのようなスタンスを持とうと、それは彼の自由意思であり、それを否定する気は毛頭ありません。わたしが嫌悪感を抱いたの…

荒療治

BOX

今週は月曜日から土曜日まで、六日間ずっとジムに通いました。もう何年も前、マイブレスに絡んで“個人的強化週間”を設定して以来のことです。ここ数か月、主に体調を崩したことが理由で、ジムに通う回数が減っていました。そこで、仕事の忙しさも落ち着くタ…

敗戦記念日

福井晴敏の『終戦のローレライ』を評して、「ようやく太平洋戦争を題材にしたエンターテインメント小説が書かれた」というものがありました。人の命が失われた惨事の物語化を拒否しながら、この作品を夢中で読んだのはなぜか。それは、自分がそれを経験して…

もう戻れない

夏、暑い夏。カップに入った、練乳をかけた氷菓が美味しい。でも、ちょっと物足りなくもあり、別に買っておいた練乳を足して食べると、食べ応えたっぷり。さあ、大変です。その練乳を使い切ったあと。そのままの状態では食べる気が起きないのです。目の前に…

鎮魂

あの日航機墜落事故から30年。当日の夜のことは、いまでもはっきりと覚えています。茶の間で家族とテレビを見ていたら、速報のテロップが流れ、すぐにNHKにチャンネルを替えました。画面から伝わる緊張感に、子供ながらに固唾を飲んで画面を見つめました。ボ…

泣き虫の殺し屋

『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』でドイツについて論じるエマニュエル・トッドはフランス人です。そして、フランス映画といって思い出すのが、これ。

手強い本

資本主義という言葉を字義どおりに解釈するなら、民間企業の営利活動などではなく、“資本”を中心に経済活動が営まれるということです。誰かが商売を始めようとしたとき、株主を募って資金を集めるにしろ、銀行に融資してもらうにしろ、そこには金銭の貸し借…

ミスもまた良し

ある音楽教室の子供たちの演奏会に、席埋め要員&拍手係として足を運びました。ちなみに、まったくの付き合いです。歌を歌う子もいれば、ピアノを先生と一緒に演奏する子、一人で演奏する子と色々です。お辞儀をする様子も“ペコリン”という感じで可愛く、親…

掟破りの

このブログを始めた当初、温かい言葉とともに見守ってくれた方が、沈黙を破り新たなブログを始めました。正直な感想を書くなら「始めてくれました」としたいところです。本物は、どこに在っても本物です。現実を認識し、真実を見抜く。置かれた環境、立ち位…

これは手強い

現在、エマニュエル・トッドの『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』を読んでいますが、遅々として進みません。もちろん、連日の猛暑で体力を消耗していることもありますが、それだけではないという自覚があります。翻訳された小説を読むとき、よく言われる…

変わらない

前の記事の続き。わたしたちが当たり前だと思って疑わない常識や価値観は、わたしたち自身が考えに考え抜いて至った結論でしょうか。そうではないでしょう。いつの間にか身の回りにあって、疑うという発想すらなく受け入れているだけ。自分の意思という背骨…

変わる

映画『ロッキー4』の話。東西冷戦の真っ只中、敵地ロシアに乗り込んだロッキーは、敵愾心むき出しの観衆に囲まれて四面楚歌のなか、強敵ドラゴと闘います。しかし、ラウンドを重ねるにつれ、機械のように冷徹だったドラゴは闘う者の激情を表していき、いつの…