2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

記録

庭の一角で、野菜を育てることにしました。腐葉土と石灰、それに肥料を加えて土を耕しました。まずはカリフラワーとブロッコリーです。さあて、どんな結果になるか。楽しみ楽しみ。

月村了衛

人が経験する哀しみも苦しみも個人のものであり、その大小や多寡、度合いを他人と比較することはできません。それでも、その心に触れたいと想う気持ちは嘘ではありません。「憎しみは人を罰し、愛は人を赦す」「憎しみは人を赦し、愛は人を罰する」この二つ…

季節は廻る

部屋に差し込む日差しの角度が、真冬の頃と違ってきました。春が近づいています。ずっと、考えることに重きを置いてきましたが、それと同時に、感じることも大切にしようと思う、今日この頃。

休み時間

BOX

体調を崩し、ボクシングの練習を休むことになりました。このまま辞めることはなく、いずれ復帰するつもりでいますが、いつになるやら……。

正義を求めること

正義とは何でしょうか。それが最大多数の幸福を指すなら、それは少数者、即ち弱者の切り捨てであり、多様性の否定です。しかし、その多様性を重んじ、考え方は等しく人それぞれと云うなら、正義は人の数だけあることになります。異なる正義が衝突したとき、…

受け継ぐ命

人は、(自分以外の)人の死を引き継いで生きていきます。それは、命を引き継ぐのと同義です。亡くなった人は、忘れ去られたとき本当に死ぬと云います。そして、私たちは現在、ただ生物学的に生きるのではなく、「生き抜く意志を持たねば生きられない」時代…

アンサング・ヒーロー

公開された情報から、何が公開されないかも含めて、「ああ、そうなんだ」という感想に止まらず、筋道を立てて考えることの大切さを教えてくれる本です。この著者の本を読むのは三冊目で、それほど影響を受けてはいないと思いますが、一方で、好印象を持って…

『これ誘拐だよね?』

下品でバカな連中が右往左往する物語です。それを楽しく読めるのは、著者が適度な距離を保った描写に徹して、物語自体が下品にもバカにもなっていないからです。この作品には、見た目も言動も一般的に変人とされる人物が二人、登場します。しかし、読み進め…

アリバイ作り

書店の、新刊を平積みしているスペースで、白洲次郎を批判する本を見かけました。意見は人の数だけあり、それを否定する気はありません。しかし、帯に書かれた、白洲次郎の人格すら否定し悪しざまに罵る言葉にきな臭いものを感じました。白洲次郎は、吉田茂…

脊髄反射

このニュースには心底がっかりしました。http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/519784.htmlなぜ、抗議などしたのでしょう。村上春樹の知名度を逆に利用してやろうという発想はなかったのでしょうか。鳴り物入りで発表された長編小説で舞台になったのなら…

パンドラの虚無

『夜と霧』と『収容所から来た遺書』には、まったく同じエピソードがあります。一部のユダヤ人が、支配者から与えられた権力を使って、強制収容所に閉じ込められた同じユダヤ人を虐待する。一部の日本人が、支配者から与えられた権力を使って、俘虜収容所に…

技術は勇気だ

BOX

「考えるな、感じろ」という有名なセリフには陥穽があります。より良く感じることができるのは、考え尽くした人だけです。攻防の中での一瞬の判断、反応も例外ではありません。生まれ持った能力、反射神経なども大きな要素ですが、それも磨かなければ輝きま…

数と慣れ

BOX

今年のテーマは「マスボクシングとスパーリングの回数を増やす」こと。習うと同時に慣れるように。数をこなすことは大切。知行合一。できてこそ、理解できたと言える。そして、「自分はこの程度にできる」という目安がほしい。自分を知らなければ、何も始ま…