2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

根っこは同じ

この冬も、微々たる金額ですが、「あしなが東日本大地震・津波遺児募金」に寄付をしました。そのお金は、わたしの中では、選挙があれば必ず投票する、その一票と同じです。わたしは、他人の期待は裏切っても構わないと思っています。期待するのも、その通り…

いま思うこと

キミがいる奇跡。

『判決破棄』

『判決破棄』のミッキー・ハラーは、弁護士から検察官へ立場を変えて裁判に臨みます。中央の通路を挟んで“向こう側”にいるのは姿を変えた自分。裁判を争う弁護士が何を考え、意図しているのかは手に取るようにわかります。「自分ならこうするから」と。敵を…

回帰の物語

マイクル・コナリーの新作『判決破棄』は、弁護士のミッキー・ハラーと刑事のハリー・ボッシュの二大スターの競演を謳っています。これは、売り上げを意識した惹句としては理解できますが、読者に作品の本質を見誤らせます。この作品は、(そう銘打っている…

送る言葉

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者もついには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。

堕ちていくのも

選挙結果の予想とともに、投票率が低いであろうと報道されています。「なんだ、自分が投票してもしなくても、結果は決まっているなら、わざわざ投票に行く必要もないな」という予断を与えようという意図が明確です。わたしは、獲得議席数の予想よりも、投票…