音楽

冬、雪、この曲

着火

私には、“無性に青春ものが読みたくなる発作”があります。と同時に、もう一つ別の発作があります。“無性に大藪春彦が読みたくなる発作”です。ちなみに、それは豊浦志朗の著書でも代替可能です。特に『硬派と宿命』の序文は劇薬です。省みるに、私がそれらを…

立ち止まる

この曲のイメージは、枯葉舞う晩秋です。それなのに、この時期に記事にする堪え性の無さ。お恥ずかしい。この曲のタイトルには、「ちょっと五分くらい休もう」という意味が込められていると、何かで読んだ記憶があります。曲の長さも約五分です。正解を求め…

誕生日とは

そのヒトが生まれてきてくれたことに……、“私が”感謝する日。“私が”喜ぶ日。「おめでとう」は、そのヒトだけではなく、私自身への言葉でもある、“私の”記念日。生まれてきてくれて、ありがとう。

あの冬を

初めてクルマを買った冬、やはり毎日のように車中で聴いていた曲です。あの時の空気感を思い出します。

ただ、あなたに

「誰でもやっていること」なんてことはありません。今日も一日、頑張りましたね。本当に、お疲れさま。

心頭滅却すれば火もまた涼し

当ブログをご覧いただいている皆様、暑中お見舞い申し上げます。

マセガキ

かつて、夢中で歌った曲。

匂い

音楽を聴いていて凄いと感じるのは、空気感や匂いを思い出させるところです。特に思い出深いわけでもない時期や一場面を瞬時に甦らせてくれます。私が初めてクルマを買ったのは、大学を卒業して最初の冬、一月のことでした。後にCDオートチェンジャーを後付…

ロックの日

6月9日は“ロックの日”だそうな。我が家の七不思議のひとつ。私が小学校低学年の頃。何故か、この曲をダビングしたカセットテープが家にありました。

タイムマシン

一瞬にして“あの頃”に戻れる曲。懐古趣味ではなく、自分が通ってきた道、時間を再確認するため。過去を否定して現在はなく、未来は拓けない。

叫ぶ

“魂”という字は“鬼が云う”と書きます。人の中にある、人間ならざるもの、即ち鬼が声を発する場所。その魂に響いたモノを、人の言葉で表現することなど、不遜です。言葉は不自由です。あの感動をどのように表現したら良いのでしょうか。あの指揮振りを、歌声…

続:リッカルド・ムーティ

そのリッカルド・ムーティが日本にやって来ます。しかも、演奏されるのは……。『カルミナ・ブラーナ』後にも先にも、一生に一度。血が沸騰するようなドキドキわくわく感。http://www.tokyo-harusai.com/

リッカルド・ムーティ

彼が指揮するオーケストラに初めて生で触れた時、本物は、聴く者が素人であるなどというハードルを軽々と越えるのだと思い知らされました。日光東照宮の陽明門は、一箇所だけ、逆柱という不完全な並びの場所を作ってあります。それは「完全なものは滅びるだ…

ircle連想

七年前、埴谷雄高の『死霊』を、文庫化を機に読みました。著者は「私は難しいものを書いているつもりはない」と書いていますが、とにかく難解な内容で、説明してみろと言われても、できませんと頭を下げるしかありません。筋肉を鍛えるために筋組織に強い負…

プロ論

誰が言った言葉だったでしょうか。「小説家になりたくて小説を書いても、小説家にはなれない。これを書かずにはいられないという内面からの強い思いの現れとして小説を書く人が、小説家になる」生まれて初めて、ライブハウスなるものに足を運びました。お目…

まだ涙が出る

自己憐憫は醜悪。でも、「嗚呼、これは自分だ」と思う。

もう一度、『μ』ircle

田舎暮らしの辛いところ、今日になってようやくircleの『μ』を手にすることができました。早速帰りの車の中で聴きました。驚きました。詞の紡ぐ世界観も、それを表現する演奏も、実に多彩でした。親戚の子が、ちょっと見ない間に大きくなって驚くような気分…

この曲は思い出の曲2

掌から宝石に等しい輝きを持つ砂がこぼれ落ちるのを、ただ黙って見守っていた日々。この曲を聴いていました。私には「猛烈に青春もの(の小説や漫画)を読みたくなる発作」があり、「ROOKIES」はテレビドラマも原作漫画も、そのストライクゾーンのど真ん中に…

『μ(ミュー)』ircle

ボクシングジムに通う車の中で聴くのがすっかり習慣になった、ircle。彼らの新しいミニアルバムが発売されます。μアーティスト: ircle出版社/メーカー: K&A CO.,LTD.発売日: 2010/01/20メディア: CD購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (3件) を見…

レノンつながり

意味に囚われない言葉遊び。何を書くかと同時に、如何に書くか。 何を歌うかと同時に、如何に歌うか。

追悼:ジョン・レノン

今日は12月8日。「スタンド・バイ・ミー」の動画を貼り付けておきながら、「イマジン」について語る天邪鬼。You may say I'm a dreamer But i'm not the only one I hope someday you join us And the world will be one「朝のラッシュアワーの人の流れの中…

この曲は思い出の曲

たった今聴いたにもかかわらず、思い出の曲。今日は平成21年11月21日。

ircle

素敵な縁があって、ircleというバンドのCD、『未来』と『TINA』を手にしました。「青春時代の真ん中は、道に迷っているばかり」と書いたのは、作詞家の阿久悠でした。自身の二十歳の頃を振り返ると、世界は陰影の無い灰色でした。彼らはおそらく知っています…