罪ほろぼし

北海道胆振東部地震への義援金を、地元の社会福祉協議会を通して送りました。

これは、わたしにとっての罪ほろぼしです。

東日本大震災が起きたとき、このブログに記事を書きました。わたしより生きるに値する人たちが亡くなって、何故わたしが生きているのか。これは理不尽であり、何を書いても嘘になりそうだと。当時、コメント欄に言葉を寄せてくださっていた美空さんに叱られ、すぐに記事を削除しましたが、その想いは消えていません。

いま、わたしは、たくさんの幸運と偶然に恵まれ心穏やかに幸せな日々を送っています。仕事をして、ボクシングで汗を流し、運動の後のビールは美味く、本を読んで、心穏やかに眠りにつき、目を覚まして今日も頑張ろうと起き出す。そして、きらきらと輝く笑顔に見つめられ、ころころと笑う声を聞きながら、小さな温もりを抱きしめる。

しかし、幸せを感じれば感じるほど、それを、その時間を奪われた人たちのことを思い出します。幸せであればあるほど、同じだけ哀しくなります。

わたしは、この幸せに値しない。これは間違いなのだと。そう思わずにいられません。

アナタガナクナッテワタシガイキテイテゴメンナサイ。

被災された方たちに、あらためてお見舞いを申し上げます。ご家族を亡くした方に、お悔やみを申し上げます。