2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

握手をしよう2

道具は道具でしかありません。それを使うことによって、初めて意味や意義が生まれます。日本には付喪神(つくもがみ)という考え方があります。道具を大切に、心を込めて使うことで、そこに霊が宿るというものです。昨日、勤務先の上司がブログとツイッター…

握手をしよう

キューバのフィデル・カストロ前議長が、久し振りに公の場に姿を現し演説をした、との報道がありました。私が好きな作家、故森瑤子がエッセイの中で、サイン会やその他、読者と握手をする機会が多くあるが、ほとんどの人が、握手の形にした手を添えるだけで…

ただ、あなたに

「誰でもやっていること」なんてことはありません。今日も一日、頑張りましたね。本当に、お疲れさま。

広島原爆の日に想う

広島での平和式典。今年は国連や諸外国、特にアメリカに、例年にない動きがありました。それについて、原爆を投下した軍用機の機長の息子が不満を表明したとの記事がありました。原爆投下によって戦争は終結し、より多くの犠牲者が出ることを防いだのであり…

平成22年の夏

この夏は暑い。文庫を一冊読み終えるのに二週間かかるくらい、暑い。あ・じゃ・ぱん!(上) (角川文庫)作者: 矢作俊彦出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2009/11/21メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 70回この商品を含むブログ (26件) を見る

二人の物語

その二人が、現在は全日本プロレスでともに闘っています。好きとか嫌いとか、友情とか遺恨とか、そんなんじゃない。

恍惚と不安

船木がいるから鈴木がいる。鈴木がいるから船木がいる。新生UWFの旗揚げ時、「選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にあり」と挨拶したのは前田日明でした。この二人に漂う色気は、誰も歩いていない、踏み跡すら無い荒野を行く誇りと不安。そして、決して一人では…

ビールと冷たい水

「けれん」①演劇で、軽業的な手法を用いた演出。大道具・小道具の仕掛け物や、宙乗り・早替りなど。②他人の気を引いたり、自分を正当化したりするための、おおげさで不自然な言動。ごまかし。はったり。(大辞林)人は時に、虚飾を排して原点回帰、リセット…

プロレスラーの下積み

私がプロレスに夢中だった頃、前座試合は、数種類の基本的なもの以外の技を使うことが許されず、若手選手はその制限下で闘っていました。そこで疑問が……。現在、トップと呼ばれる、名前の知られたプロレスラーは、その限られた範囲の中で闘いを表現すること…

本屋の思い出

大学生の時。玉川高島屋の紀伊国屋書店にて。二子玉川は(比較的)高級住宅地とされており、そこにある高島屋に並ぶ商品も、品質とともに価格も抜群で、一人暮らしの学生の私は、本とCD以外に買い物をしたことはありませんでした。そんなデパートの中の本屋…