マイブレス

記憶

袖振り合うも他生の縁。記憶が人を作るなら、ささやかな出会いも、どこかで血肉になっているのでしょう。片田舎で、私も私の日常を頑張っています。

目的と手段

「別冊・プロレス昭和異人伝」のshingol氏が肉体改造に取り組んでいます。それに関する記事を拝読して、私は船戸与一の『神話の果て』を思い出しました。『神話の果て』の主人公はフリーランスの破壊工作員です。彼は凄まじい緊張を強いられる“仕事”を完遂す…

修行中

「自分が答えになるしかない」(byアンドリュー・ヴァクス)という言葉には落とし穴があります。少しでも自分に甘くなると、「こうするより仕方がなかった」という言い訳に、「自分は間違っていない」という自己弁護にすり替わるのです。まだまだ修行中です。

新しいシューズ2

その新しいシューズを持って大阪に出向き、マイブレスの練習に参加する。履き潰すまでに何年もかかるでしょうし、今日明日ということではありませんが、その想いも込めて購入しました。自分で自分に約束したことに過ぎませんが、将来の(その時の)自分が、…

良い笑顔

「別冊・プロレス昭和異人伝」のshingol氏が主宰するレスリング道場“マイブレス”の皆さんの試合後の様子が、ブログにアップされています。「キミは生きろ。何かを変えられるまで」とは、映画『スカイ・クロラ』の台詞です。彼らの中で、何かが変わったと確信…

無限大記念日

本日、マイブレスの選手たちが試合に臨みます。「前へ」明治大学ラグビー部の元監督、故北島忠治氏の言葉です。ひたすらに、前へ。そして、その向こうにある確かな手応えを掴んでくれたなら……。皆さんにとって、マイブレスにとって、今日が“無限大記念日”に…

能動性

「一発決めて、殴り倒したい」そんなふうに考えていては、勝てません。それは“欲”。マイブレスが唱える“能動性”とは正反対のものです。

月の輪

密教には「月輪(がちりん)観」という瞑想法があります。それは、胸の中に月の球をイメージし、それをまず上半身を包むくらい、次に体全体、道場一杯、家、町、日本、世界全体というように大きくしていき、最後は宇宙が球の中に入っているというところまで…

乾杯!

「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」(論語)魂は、想いは、時間も空間も越えて……。嗚呼、乾杯。

個人的強化週間

私はボクシングジムに、一週間に二〜三回、一ヶ月に十回を目安に通っています。しかしながら、今週は“個人的強化週間”として月曜日から土曜日までの六日間、欠かさず通うことにしました。きっかけは、shingol氏が主宰するレスリング道場“マイブレス”です。僭…

呼吸

夢枕獏は書いた。「やれば出来ると、実際にやったということは、まったく別だ」と。具体的な行動の前に、言葉は虚しく響くのみ。それでも、shingol氏とその仲間の皆さんに、この言葉を紹介したい。漫画『ジョジョの奇妙な冒険(第五部)』で、殉職した警官の…

マイブレス

shingol氏が、主催されているレスリング道場に“マイブレス”と名づけられたのを目にした時、漫画の「ジョジョの奇妙な冒険」を思い出しました。(有名な作品ですので、内容についての説明は省略します)主人公のジョジョが武器とするのは“波紋法”です。規則正…

宿題

『チーズはどこへ消えた?』迷路の中のネズミ。手元には餌のチーズがありますが、無限ではなく、食べ尽くしてしまえば飢えるのは間違いありません。そこでネズミは“ポジティブに”新たな餌を求めて迷路の通路に一歩踏み出します。この単純なストーリーは、“変…