購入メモ

地デジ化にともなってテレビは買い換えたものの、DVDプレーヤーは“敢えて”買わずにいました。何か一枚でも映画ソフトを買ったら最後。「コレを買ったなら、同じくらい気に入っているアレも買わないと自分のなかの整合性が取れない」という理屈で二枚目を買うことになり、それがずっと続くことが目に見えていたからです。

一方で、基本的にテレビを見ない生活を送っているということもありました。日常のなかでテレビの前に座ることがないと、レンタルショップでDVDソフトを借りてきて映画を観ようという気も起きません。

新聞のテレビ欄を見て興味を覚える番組があっても、読みかけの本を読むことや、その時間にボクシングジムに行くことを優先していました。

そんな日々に、さようなら。HDD内蔵ブルーレイレコーダーを購入しました。

きっかけは、NHKスペシャルの「新・映像の世紀」の放送です。前作の「映像の世紀」が、映像で語るノンフィクションとして抜群に素晴らしいものでしたので、その新作とあっては、これはもう見ないわけにはいきません。

しかし、ずっとテレビを見ない生活を送ってきたために、決まった時間にテレビの前に座れるよう、たえず時計を気にしながら食事や入浴、その他の日常的な雑事をこなしていくのが嫌で我慢なりません。

そこで、へそくりを使って購入と相成りました。

いまの生活にどんな変化が生まれるのか、あるいは生まれないのか。ちょっと楽しみです。