踵を浮かせる

シャドーボクシングをするとき、踵を、前足の左足は紙一枚分、後足の右足は数センチ浮かせて動きます。それに膝の溜め(膝を曲げて重心を落とします)を加えて、下半身のバネが生まれます。

そうすることで、第一に素早いステップを踏むことが可能になります。第二に身体の稼動域が広がり、パンチも鋭さを増し、連打も利きます。

しかし、当然のことながら身体は楽をしたがり、疲れてくるとベタ足になり、膝は伸び、格好の標的になってしまいます。

意識して動くことは大切です。シャドーボクシングの他にミット打ちやバッグ打ち、ときにはマスボクシングや軽めのスパーリングといった練習をして、約1時間半弱、ずっと上記の動きを持続できるようになりました。

そうなると動きのバリエーションがぐっと増え、鏡に映る姿もボクサーらしくなり、楽しいボクシングがさらに楽しくなって、まだまだ続けます。