歴史の中で
中国の人口は約13億人。2012年の時点で、共産党員は6%あまりの8260万人。増加率は前年比2.9%とのことです。
私たちは、高校の世界史の授業で中国の歴代王朝の変遷を勉強します。
その流れの中に“中国共産党”という名の王朝を位置付けてみると、色々なことが腑に落ちます、ぴたりとはまります。
腐敗と、虐げられた多くの人々の怒り。
その果てしないサイクルの一環と考えれば、“自治区”や、日本を含む東南アジアの国々との軋轢も、過去にあったことの繰り返しです。
格差の拡大(共産主義の国であるのにという根本的な自己矛盾)/社会のあらゆるレベルでの汚職/機会の不平等/環境汚染/賃金の高騰/(日本以上の)少子高齢化/食料自給率の低下/産業を維持するための資源の不足
現在の中国は、私が思いつくものを並べても、これだけの問題を内に抱えています。これは国の根幹に関わるものばかりです。
100年後、200年後、歴史の教科書は、そこに何を描いているのでしょうか。
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