2012-07-19 誰がために 想う オリンピック商戦が盛り上がっていないとの報道があります。当たり前でしょう。「衣食足りて礼節を知る」なら、日々の暮らしが安心して営めて、初めて生活の外側にあるものに目を向けられるというものです。平たく云えば、それどころではないのです。商業主義が云々ということではなく、オリンピックを無条件に神聖視するのは、何だか怪しい、胡散臭い。選手の皆さんには、自己記録の更新を期待します。その結果のメダルの有無、順位は問うところではありません。