武士道
士は己を知る者のために死ぬ。
友情とは、ともに過ごした時間に比例するものではありません。「この人は人物である」という感銘が、「その人が、自分を同じように認めてくれている」という感動があれば、それで良い。
天は、その二人の男に過酷な運命を課しました。
武士道とは何か。義とは何か。それを、赤穂浪士の吉良邸討ち入りを遠景に描いた作品です。
和漢混交の美しい日本語が紡ぐ、哀しいからこそ美しい物語。男だけではありません。恋に生きる女もまた、その精神の気高さが美しい。
《忠臣蔵》を描いて比類なし《武士道》を捉えて天下随一!(帯のコピー)
- 作者: 五味康祐
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1965/05/02
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 67回
- この商品を含むブログ (3件) を見る