雌伏のとき

新生K-1は海外での大会が報じられるばかりです。

K-1の魅力の一つは他流試合の緊張感でした。そして、“日本発祥の格闘技”というフレーズがファンの自尊心を満たしました。

それが、独自ルールを敷くキックボクシングの亜流の一つとして、その名前だけ海外で生き延びたとして、それが何だというのでしょう。

K-1が日本に“帰還”するとき、「呼んでください」と手を挙げるのではなく、「日本大会の目玉選手として、ぜひリングに上がってください」と頼まれるくらいになってなきゃ。