たまには拗ねて

もう何年も前、ある地方銀行が経営破綻して、一時的に国営化されたことがあります。そして、一千万円までの預金とその利息は保護されるということが繰り返し何度も報道されたにもかかわらず、預けたお金を引き出そうと預金者が銀行の窓口に殺到しました。

内閣の支持率の話が出るたび、これを思い出します。

報道される内容を咀嚼することもせず、ただ反応するだけ。

政治家が有権者を侮るわけです。ちょいと餌を投げてやれば、すぐに態度を豹変させるだろうと。

政治家の体たらくは、鏡に映ったわたしたち自身の姿です。