アントニオ猪木

私たちは、どうしてアントニオ猪木に惹かれるのでしょうか。

おそらく、熱心な猪木ファンではないスポーツノンフィクションライターが採った手法は、自身の主観を排し、資料やインタビューを基に物語を再構築することでした。

それでも、単行本(文庫本)一冊を以ってして、その真実にどこまで肉薄できたかは疑問です。それほど、この迷宮は深く混沌としています。

完本 1976年のアントニオ猪木 (文春文庫)

完本 1976年のアントニオ猪木 (文春文庫)