戦う男の浪漫

通っているボクシングジムの選手の試合があり、久し振りに観戦しました。

今日がデビュー戦という選手同士の組み合わせから、日本ランカーのセミファイナル、日本チャンピオンのメインイベントまで、全七試合。

それぞれに技術の巧拙はあります。しかし、それは試合の要素の一つに過ぎず、すべての選手のひたむきな姿に感動しました。

勝つために努力してきたのは、どの選手も同じです。しかし、試合後には必ず勝者と敗者に分かれてしまいます。

報われることの少ない競技です。それでも、そこに自分の生命を燃やすボクサーたち。

戦う男の浪漫。それがなくて、どうして格闘技か。

その薫りに触れました。