東京五輪はあり得ない

柔道の女子日本代表チームの、パワーハラスメントの側面を持つ虐待問題(あえて暴力問題とは言いません)は、柔道だけではなく、他の競技も含めた日本のスポーツの在り方に対する問題提起であり、それだけでも五輪誘致にはマイナス要素です。

そして、それに加えて、最近頻発しているレイシスト(差別主義者)のデモが決定打となって、東京は落選するでしょう。

オリンピックは平和の祭典であり、その基本理念は人類の宥和と発展です。それに反する行為、それも差別という最も批判される行為が取り締まりも受けず大々的に行われている場所で開催されるはずがありません。

IOCの関係者は社交辞令的美辞麗句を並べるでしょうが、その言葉には何の意味もありません。それらに一喜一憂するだけ無駄です。東京は既に候補地として認識されていないと、私は思います。