『峰不二子という女』

アニメ『ルパン三世 峰不二子という女』を見ました。

「新しいものを作るんだ」という作り手の気概が伝わってきて、興奮とともに好印象を持ちました。

視聴者に媚びない。それは、「わかる人だけわかってくれれば良い」という、一見潔いようでいて実は事前に言い訳を用意する卑怯な振る舞いとは違います。

その想いを端的に表しているのが、誰もが耳にしたことのある「ルパン三世のテーマ」を使っていないことです。

キャラクター造詣も含めて、かなり原作に近いイメージです。しかし、モンキー・パンチの世界をただコピーするだけなら原作漫画を読めばこと足りるわけで、それをどのように料理してくれるのか、とても期待しています。