正解はないけれど

マイケル・サンデル 大震災特別講義 私たちはどう生きるのか』は、4月16日にテレビ放送されたものを書籍化したものです。

今もまだ予断を許さない状況ですが、今以上に何がどうなっていくのか誰にもわからない緊張が社会を覆っていた時期のやり取りです。

サンデル教授が“正解”に導いてくれるわけではありません。

今回の震災が、世界史においてエポックメイキングな出来事になるのか。「グローバルなコミュニティの考え方を再構築するうえで、何かしらの役割を果たすことになるのか」と、サンデル教授は問います。

そして、インターネットが普及した現状を踏まえ、「テクノロジーの発展だけでは十分ではなく、共に考えようとする私たちの意欲と能力こそが問われている」と結びます。

あの地震の後、何かを考えない瞬間はありません。それをブログにて書くという行為は、私自身を救ってくれています。

マイケル・サンデル 大震災特別講義 私たちはどう生きるのか

マイケル・サンデル 大震災特別講義 私たちはどう生きるのか