空と地面

あの地震から半年が過ぎました。

あの日の記憶は、薄れるどころか、なお鮮明さを増しています。

一方で、人間の慣れは日常を浸食し、今日もまた一日が終わろうとしています。

それでも忘れていないこと。

私が見上げる空はアナタの見上げる空と繋がり、私が立つ地面はアナタの立つ地面へと続いています。

今日の読売新聞にて、六月十日以降に亡くなったことが判明した方々の名前が掲載されました。その一人ひとりの人生を想うとともに、ご冥福をお祈りいたします。