オンナのセリフ②

映画『麻雀放浪記』は、戦後の無頼の時代を描いています。

恋人のドサ健の博打のかたに、親が遺してくれた家を奪われた若い女性。演じるのは大竹しのぶ

それでも自分から離れない女性に、ドサ健が訊きます。「何故、自分と別れないのか」と。

その女性は、笑みを浮かべ、幸せそうに言います。

「月並みよ。アンタが私に惚れてるから」