2011-04-01 硬派 想う 豊浦志朗(船戸与一)の唱えるテーゼ。「状況の最前線では、暴力のみが機能する」(硬派と宿命)曲解は読者の自由。「状況の最前線では、行動のみが機能する」と言い換えてみましょうか。不安や焦燥を噛み殺し、何でもないふうを装うことも、ただ笑顔を作ることも、立派な“行動”です。