お茶の間

先日、通っているボクシングジムで、小学一年生の息子さんと一緒に練習している方と話しました。

田舎町でも、ボクシングジムの他に、キックボクシングのジム、様々な流派の空手道場などがあります。ここ数年、閉店したコンビニの店舗などを利用したものも見かけます。そして、特に空手は、習い事として通っている子供の姿が多いという話題になり、その方から、「K-1も流行っていますからね」という言葉が。

私は、「格闘技に対する敷居が低くなりましたからね」と応えましたが、一方で、感慨深いものがありました。

格闘技、主にK-1の衰退が危惧される昨今です。私も、その文脈で拙い意見を書き記してきました。

しかし、お茶の間で最も馴染み深い格闘技は、やはりK-1なのです。

これは、この競技に携わった、ファンも含めたすべての人々によって築かれた財産です。それを活かさなくては、先達に対する侮辱になります。