BOXFIGHT始動

いよいよ動き出したBOXFIGHTは“わかりやすさ”を標榜し、その闘いに三ラウンドという時間的制約を課しています。

以前、ボクシングにおける判定勝利の価値について書いたことがあります。BOXFIGHTとボクシングの一番の違いはこの点だと思います。短い試合時間の中で、もちろん細かい駆け引きはあるでしょうが、それに比重を置いている余裕は無いはずです。とにかく、倒しに行く。判定勝利は“倒せなかった結果”に過ぎなくなるのではないでしょうか。

かつて、新日本プロレスが旗揚げした時。メインはアントニオ猪木VSカール・ゴッチ。その試合が、その後の新日を作りました。

BOXFIGHT旗揚げ戦のメインは天田ヒロミVS須藤信充。ただ勝っただけでは評価されません。試合後、どちらの手が上がるにせよ、その勝ちっぷりに期待します。