カーチェイスはここから始まった

現在、マイクル・コナリーの最新作『エコー・パーク』を読んでいます。その主人公、“コナリー推進キャンペーン”で何度も触れたハリー・ボッシュは、映画『ブリット』のスティーブ・マックイーンをイメージして作られたそうです。

アクション映画にカーチェイスの場面が織り込まれるようになったのは、この『ブリット』の影響だと言われています。実際にステアリングを握って撮影したマックイーンとマスタングの格好良さ。

先日、取引先の方と話したのですが、“移動するための道具としか考えない若者のクルマ離れ”と言いながら、実際には、価格も維持費も安い軽自動車を買いながら、見栄から、外見を飾るオプション部品にお金をかける人が多いそうです。クルマは道具にして、道具にあらず。“割り切ったお付き合い”などできません。

唸るエンジン音が最高のBGM。