2010-03-16 見苦しい独白3 想う そんなふうに僕を思い出してくれるのは本当に、心の底から嬉しい。でも……。きみのパートナーは、きみの隣にいる。それは僕ではない。純度百パーセント、混じり気無しに寂しい。純度百パーセント、混じり気無しに嬉しい。それは、“しかし”や“けれど”で結ぶことはできない、完全に等しい感情。それが一人の人間の中に同居しているんだから……。