白洲次郎という人物をご存知でしょうか?
終戦直後の占領時代。絶対的権力者のGHQをして「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた男。
「育ちの良い生粋の野蛮人」(今日出海)
モットーは「(人間は)死んだらクサル」
遺言は「葬式無用 戒名不要」の二行のみ。
数々の逸話はここで紹介しきれるものではありません。
白洲次郎は“プリンシプル”という言葉を大切にしていました。本人は「原則とでも訳したら良いか……」と言っていますが、私は「物事の背骨」と解釈しています。
賑やかな修飾をつけずに、ただ“人物”と評するのが相応しい。
格好良すぎます。