自分らしさ、個性。甘美な響きです。その内懐に言い訳を抱いて。余人に替え難いユニークな人は希少だからこそユニークなのであって、誰もが“特別な人”なら存在価値はありません。唯一の例外は家族ですが、それも属性の問題であって、その人の個性は関係あり…
価値観は時代と場所で千差万別、十人十色。それはわかっちゃいるけれど……。内田樹は、『疲れすぎて眠れぬ夜のために』で、私たちが当たり前だと思っている価値観が実は脆弱であること、それに自分を委ねることの愚を論じています。「それが常識」というのは…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。