遺賢あり
格闘技全般に元気がなく、縮小化が懸念される昨今ですが……。
私が通うボクシングジムでは、練習生の数が増加傾向にあります。
街には、他にキックボクシングのジム、様々な流派の空手道場、さらに総合格闘技のジムもあります。
ひと頃のメタボ騒ぎ以降、運動不足と肥満を意識する人が増え、「ならば、何をするか」と考えた時、一般的なスポーツジムではなく格闘技のジムを選ぶ人が大勢いるということに、自分はボクシングジムを選んでおきながら、とても驚いています。
方向性もレベルも人によって千差万別、十人十色ですが、格闘技が興味を持たれる素材であることは間違いありません。需要はあるのです。
「一生懸命やっている」は、評価の対象になりません。結果こそが重要です。そして、良い結果にたどり着くためには、良い過程が必要です。
「狂気:同じ事を繰り返し行い、違う結果を予期すること」とは、アルバート・アインシュタインの言葉です。
君子は豹変す。変わることは恥ずかしいことではありません。
野に遺賢あり。わからないなら訊けば良い。