拍手をする役

年に数回、コンサートやリサイタルに足を運びます。といっても、専門的な知識も無ければ、細かな技術を見極める目もありません。半分、席埋めの付き合いです。

それでも、一曲終わった時、掌が痛くなるくらい大きな拍手をします。何故か。それが、観客としての私の役目だからです。

縁あって同じ空間にいる全員の共同作業で、場を盛り上げるのです。