真夏の夜の夢は、邯鄲一炊の夢か

小沢一郎民主党の代表選に出ることについて、思うところを記します。

何ら説明のない喧々諤々。

管直人の何がダメなのか。小沢一郎の何が良いのか。

小沢一郎が首相になることで、民主党はどのような方向性を持つのか。その結果、この国をどう導き、どのようにしたいのか。

政治の舞台で、これほどビジョンを語らない烏合の衆を見たことはありません。

もう何年も、支持率の低迷をきっかけにいくつもの内閣が潰れてきました。カネの問題を抱え、ダークなイメージのある小沢一郎が首相になったとして、高い支持率を得ることも、それを背景にねじれ国会を乗り切ることも困難でしょう。結果、小沢内閣はすぐに機能不全に陥るだけのことではないでしょうか。

志のない者は去れ。今のあなた方の右往左往を見ている子供たちに、夢を持てとは、立派な大人になれとは、恥ずかしくて言えません。

この夏の暑さが人を狂わせるのでしょうか。

真夏の夜の夢は、邯鄲一炊の夢か。