立ってるものは親でも使え。世俗の権威を援用することも辞しません。
アメリカのビル・クリントン元大統領が、在任中だった当時からマイクル・コナリー作品のファンであり、自身の口でそれを語っていたことは有名な話です。
コナリーはアメリカ探偵作家クラブ賞(通称エドガー賞)の最高の名誉である最優秀長編賞で本命視されながら、その時、自身がクラブの会長であったために、公正を期して辞退したこともあったそうです。
長々と書き連ねましたが、要するにこう言いたかったのです。
とにかく読もう、マイクル・コナリー。エンターテインメントに求められる要素のすべてが詰まったその作品群は、あなたを虜にすること間違い無しです。