2013-11-12から1日間の記事一覧

合いの手

愛が溢れているね、愛が。西加奈子の『円卓』は、作者が、自分が生み出した登場人物たちが大好きで愛おしくて仕方がない様子が行間から伝わってくる、読んで幸せな気持ちになれる作品です。三人称多視点で語られる物語ですが、所謂“神の視点”と云われる俯瞰…