そんなもの

〇〇人は嫌いだけれど、××さんは好きだ。

××さんが〇〇人の場合、この文章は成立しません。こう言う人は、××さんが○○人であることを痛烈に意識しているからです。

だから、こう言えば良いのです。ただ「××さんが好きだ」と。

相手が誰であれ、その人のことを知ろうとすることなく国籍だけで好き嫌いを判断するのはおかしな話です。

そういう態度を取られたら、こう言いたくなるでしょう?

「ろくに話したこともなくて、わたしの何がわかるんだ」

「好きになるのも嫌いになるのもアナタの勝手で構わないが、わたしのことを知ってからにしてくれ」

そして、実際に話してみれば、好きにならなくても、積極的に嫌うほどの相手ではないというのが世の常です。

中国人の頭の中 (新潮新書)

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