救済

一冊の本が私の中の霧を、晴らしてくれるとは云わないまでも、薄くしてくれる。いえ、より正確に表現するなら、「霧があることを怖れなくて良いのだ」と教えてくれる。そういう読書もあります。

言葉にすることに無力感を覚えたり、倦んだりしてはいけません。

素晴らしい本との出会いが皆さんにもありますように。

作家的時評集2008-2013

作家的時評集2008-2013