『月とにほんご』

平凡な毎日は当たり前に過ぎて、それがかけがえのない日々だったと知るのは、ずっと後。自分だけが足踏みをしているのに、周囲の人たちが躊躇わず動いていることに気付いたとき。そこに残されているのは、自己憐憫に捕らわれた愚か者が一人。去る者は振り返り笑顔で手を振るものの、すぐに前を向き、決して他人のために立ち止まりはしません。

変わることとは何でしょうか。それは学ぶことです。

知識の量が人間の価値ではありません。しかし、考えること想像すること慮ることの材料は、知識です。

無知の知”を自覚するとき、知る喜びが生まれます。

その根本を楽しく愉快に、しみじみと伝えてくれる漫画です。

月とにほんご 中国嫁日本語学校日記

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